リハトラという音楽の仕事。


今日はとあるビッグバンドのリハトラに行ってきました。
リハのトラです。
改めて考えると日本語って略語多いなぁ。

「トラ」=「エキストラ」

おそらく音楽をやっていない人にとっては謎の言葉。
「トラ」というのは「エキストラ」の略です。

エキストラ(英語:extra)とは、
テレビドラマや映画などの映像作品分野では、通行人、群集など物語で重要性の少ない役を演じる出演者の事。必ずしも職業俳優が演じるわけではない。日本の映画業界では、「仕出し」、古くは「ワンサ」とも言う。
音楽の分野では、楽団などの演奏に正メンバーなどの代理として臨時出演する事。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「リハトラ」=「リハーサルのエキストラ」

さらに「リハトラ」というと、「リハーサルのエキストラ」という意味になります。トロンボーンの場合は、特にビッグバンドなどでリハトラが必要になることが多いです。大人数のスケジュール調整って難しいですもんね。

リハトラの役割

リハーサルになぜ代役が必要かというと、
  • 音楽の全体像をつかむため。
  • リズムやハーモニーなどを確認するため。
  • 音域やフレーズに無理がないか、ミュートの付け替えの時間が足りるかなどを確認するため。
ただ演奏するだけじゃなくて結構気にすることが多いんです。

リハトラの心得

悲しいところですが、リハトラはもちろん本番では演奏しません。でも、本番で演奏するのと同様に楽譜や音源をしっかり予習します。当たり前なことですが、演奏できないんじゃ代役の意味がないですからね。
あと、今後なんらかの理由で正メンバーが参加できないライブが出てきた場合、それまでリハトラだった人が参加することが多いです。演奏機会を増やす、仕事を増やすという面もあるので僕は積極的に参加しています。

リハトラで一番大事なのはメモ

本番で演奏する人が当日困らないようにメモを残します。
楽譜の変更点、曲始まりのカウントの長さ、どの楽器と一緒の動きになっているか、アドリブソロの順番、曲終わりの合図は誰が出すのか、などなど。
場合によっては、普段自分用に書いていることよりも細かく書き込むようにしてます。

本番を見に行く

あと、日程が合えばなるべく本番を見に行くようにしています。
普段自分が出演するイベントって自分で客席から見ることはできないので、リハーサルに出て本番を鑑賞するっていうのは発見が多いです。
終演後、出演者に「音量のバランスどう?」とか曲の感想を求められたりすることも多いので本番を見終わるまでがリハトラの仕事かもしれません。