原点



それまで音楽の授業くらいしか音楽に接していなかった僕は、中学校の吹奏楽部でトロンボーンを始めて、どハマりした。
当時、身長140cmくらいでヒョロヒョロの12歳。スライドの一番遠いポジションには腕が届かないし、音程も思うようにならなくて、上手く吹けないのがかえって面白かった。
トロンボーンを始めた時からしつこく続けていたおねだりが功を奏して、2年生になった時に当時のヤマハの上位機種であるカスタムトロンボーンYSL-8440を買ってもらった。
それまで使っていた学校の楽器ではなく、個人持ちの楽器になって自由が効くようになったので、学校の練習以外の時間に河川敷での自主練習を始めた。だだっ広い芝生の広場で、遠くの山を見ながら練習するのがただ楽しかった。

気づけば、大学進学で沖縄に行ってからも、東京に引っ越してからも、地元宮崎に帰省する度に同じ河川敷で練習している。
28年経つけど、同じ景色、同じ空気、同じ川の音の中で練習できるので初心に帰れる場所だ。


でもさすがに2月は寒すぎました。

あったかい時期にまた行きます。